各委員会所信

結心

津田 誠司
(総務渉外委員会 委員長)

1957年に創立された笠岡青年会議所は今年で69年目を迎えました。諸先輩方の高い志とご功績によって、現在の笠岡青年会議所の基盤は築かれました。この確固たる基盤は活動地域からの信頼はもちろん、私たちが仲間と共に研鑽し、活動や運動に取り組む上での大きな支えとなっています。

しかしながら、現在、笠岡青年会議所は入会3年未満の会員の割合が約半数を占め、活動歴の長い会員と短い会員が両極化し、会員間で活動や運動への理解やそれに取り組む意欲に差が生じています。このままでは、活動歴の短い会員が十分な経験を積む前に役職を担ってしまう可能性があります。だからこそ、活動歴の短い会員が組織についての理解を深め、帰属意識が高まるような、組織運営に取り組んでいく必要があります。

本年度、総務渉外委員会では、まず組織基盤を支える委員会として、堅実な総会と例会を運営します。また、活動歴の短い会員が笠岡青年会議所を心からより好きになるために、全力で活動や運動に取り組める環境を整えます。渉外活動においては、必要性や目的のみならず、その魅力を会員に伝えることで参加から参画へと意識を変えていきます。これらの取り組みを行うことで、笠岡青年会議所の一員として帰属意識が高まり、自覚を持ち、行動することができます。その結果、内部の結束力が強まるだけでなく、多方面にむけて機動力を発揮できる組織へと成長します。

信頼とは、誰かのために全力で行動した時、初めて生まれるものです。仲間や活動地域のことを想う会員一人ひとりの心を結び合わせ、全力で行動することで、私たちは多くの人から信頼される組織へと成長することができます。会員の心を結び合わせ、全力の行動で信頼を築いて参ります。

信頼を築くために――今こそ、結心。

至誠

奥野 徹
 (広報拡大委員会 委員長)

1957年に創立された笠岡青年会議所は今年で69年目を迎えました。長きにわたり歩みを進めてこられたのは、諸先輩方が地域との信頼を積み重ね、仲間と真摯に向き合い、研鑽を重ねてこられたからに他なりません。今日まで積み上げられた実績に満足することなく高みを目指していくことが、笠岡青年会議所と地域のさらなる発展につながっていくと考えます。

近年、笠岡青年会議所の広報活動は、SNSにおける情報表現の技術が向上したことで、関係各所から好意的な評価をいただくことが多くなりました。今後は、その培った技術を活用し、地域からの共感と信頼を根付かせていくことが、さらなる高みを目指していくうえで必要です。一方、会員拡大においては会員の当事者意識が低下し、どこか他人事としてとらえていること、そして会員が笠岡青年会議所の魅力を理解しないまま会員拡大が行われていることが課題として挙げられます。会員一人ひとりが当事者意識と自信を持つことが会員拡大では求められているのではないでしょうか。

本年度、広報拡大委員会では、ホームページ・SNSにおいて鮮度と頻度の高い情報発信はもちろん、会員の活動・運動に取り組む想いや姿勢に焦点を当てることで、地域からの共感と信頼を根付かせる広報活動を行います。会員拡大においては、会員や入会候補者に対して誠意を持って行動することで、笠岡青年会議所全体に会員拡大へ取り組む意識を定着させます。そのために、まず会員一人ひとりが現状を把握し、明確な目標を掲げて当事者意識を高めます。さらに、会員自らが笠岡青年会議所の魅力を理解し、自信を持って会員拡大に取り組めるように努めます。また、入会候補者との接点を大切にしてより親交を深め、入会へとつなげていきます。

誠意を尽くすことは、共感や信頼へ繋がり、人と人の間に築かれる絆は私たちの大きな原動力となっていきます。それは経験や年齢を問わず、誰もが実践できることです。一人ひとりの至誠が、組織の力となり、地域の希望となる。その確信を抱き1年を共に築いてまいります。

至誠にして動かざる者は、未だこれあらざるなり――尽くせ、至誠。

覚悟

西山 賢人
 (まちづくり研修委員会 委員長)

1957年に創立された笠岡青年会議所は今年で69年目を迎えました。これまでの長きにわたる歩みは、地域を想い、行動してこられた諸先輩方一人ひとりの努力と情熱で築き上げられました。その礎によって私たちは活動や運動を展開することができています。これまで受け継がれてきた想いを胸に刻み、覚悟を持って未来へ紡いでまいります。

現在、私たちの活動地域でも、人間関係の希薄化によって、地域に対する愛着や誇りが育まれず活力も徐々に失われつつあります。このような現状を踏まえ、今こそ笠岡青年会議所が「地域のために何ができるのか」「何を求められているのか」を考え、地域の方々と信頼関係を築きながら、共感を得られるまちづくり運動を展開していくことが重要です。また、会員全員が一丸となり一つの目標に進むことで互いの信頼と絆を深めることが地域の未来、そして笠岡青年会議所のさらなる発展へとつながっていきます。

本年度、まちづくり研修委員会では、人々のつながりを強め、地域の方々が「このまちが好きだ」と思えるような取り組みを行い、地域への愛着や誇りが育まれるきっかけを生み出します。地域の方々の共感を得ながら、地域の活力向上につながる笑顔あふれるまちづくり事業を展開します。また、会員全員が一つの目標へ向かって突き進む研修事業を実施します。会員が本気で挑戦し互いを高め合う経験が強い信頼と絆を深め、かけがえのない仲間をつくります。この仲間とともに、地域の未来を切り拓く覚悟を持ったリーダーへと成長していく大きな力を手にするのです。

このまちには、人の心を動かし、誰かの人生を変えるほどの温もりと笑顔があります。その魅力は、一人では気づきにくくとも、仲間とともに歩むことで見えてくる。私たちは「地域の魂に火を灯す」存在として、本気で向き合い、本気で語り合い、本気でまちを愛し続けるまちづくりの先駆者でありたい。2026年度、覚悟を持って走り出します。

自分たちのまちは、自分たちでつくる――決めろ、覚悟。