理事長所信

PROUD

〜誇りある未来を共に創ろう〜





◆基本方針
・未来を創る人財育成
・誇りを持った価値の創造
・未来を見据えた会員拡大

はじめに
青年会議所は同年代がただ集まるだけでなく、成長と学びの場でもあります。私は2014年に笠岡青年会議所に入会しました。当初は知り合いが増えればという軽い気持ちでしたが、先輩方の指導を受ける中で、JC運動の魅力に惹かれ、自身も成長の機会を得ました。成長の機会を与えていただいた先輩方には大きく感謝をしています。近年、会員数の減少という大きな問題に直面していますが、先輩方が築いてきた笠岡青年会議所の伝統や価値観を、時代に適応させながら継承し、我々は地域のリーダーとして明るい豊かな社会の実現に向け、積極的に考動しなければなりません。

誇りと想いやりのある人財育成
笠岡青年会議所の最大の魅力は、会員同士の強い団結力です。先輩方から受け継ぐこの絆を誇りに感じ、組織づくりに取り組んでいきます。しかし近年ではJC運動の魅力に気づけていない会員が増えているのではないかと感じています。青年会議所の固定観念に対するもどかしさを感じる場面も少なくありません。こうした課題を乗り越えていくためには、多様性の時代に沿った、想いやりのある人財育成を行いながら、誰もが輝きながら活躍し、互いに高め合うJCを目指すべきだと考えます。青年会議所ではさまざまな成長の機会が提供されています。出向や渉外活動も重要な成長の機会であり、個人の成長だけでなく組織全体の成長の一助となります。これらにより組織の魅力が増し、新たな仲間を増やし、大きな力となることができます。

笠岡青年会議所のブランディング
コロナ禍を境に、インターネット社会においてSNS、AIの普及により、広報の在り方も急速に進化しています。笠岡青年会議所では毎年、様々な広報活動が行われていますが、魅力のない広報は、時として膨大なインターネットの世界ではただの独り言になっていることもあります。対外的に見せる広報では、コンプライアンスを遵守しつつ、様々な手法にも果敢に挑戦し、我々の未来を形づくる活動であるという誇りを持ち、各会員がリーダーシップを発揮し、笠岡青年会議所のブランド価値を高めていくことが求められます。そして組織のブランディングは、メンバーの意識向上や新たな同志へのアプローチにもつながります。

未来を見据えた会員拡大
これからの地域を担う若者たちが成長と発展の機会を得られるよう、また先輩方の想いを次世代に繋げるためにも、会員拡大は取り組むべき重要な課題と捉えています。また2027年には、笠岡青年会議所は創立70周年を迎えます。この大きな節目で活動地域にインパクトを与える素晴らしい年にするためには、一人でも多くの同志を迎え入れなければなりません。そのためには一人ひとりが当事者意識を持ち、主体的に考動し、組織全体が一丸となり、候補者に想いを伝え、共感を得られるよう取り組む努力が必要です。加えて、新入会員の育成も重要です。JCは意識変革団体であり、新入会員がJCを好きになり、挑戦したいと思える意識を高めます。より多くの同志が集まれば、組織の運動もさらに広がり、地域への影響力も増します。

むすびに
私は、笠岡青年会議所が会員一人ひとりにとって誇りを持てる組織であり続けることを願っています。地域住民や行政から信頼され、頼られる存在として、これまで以上に大きな役割を果たすことが求められています。もちろん、言葉で語ることは容易ですが、行動に移すことは決して簡単ではありません。そして、笠岡青年会議所に入会して良かったと感じ、卒業後も在籍していたことを誇りに思えるような組織であり続けることが重要です。JAYCEEとして挑戦を続け、明るい豊かな社会の実現に向けて強い意志を持ち続けましょう。青年会議所には、成長と発展の機会が豊富に存在します。これらの機会を活かし、時代に合わせた参画方法を模索しながら、家族や社業への感謝を忘れず、最善を尽くして理解を深めていくことが必要です。会員一人ひとりが誇りを持って挑戦し続けることで、笠岡青年会議所はさらに輝きを増し、地域にとって欠かせない存在となります。楽しみながら誇れる運動を展開していきましょう。